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VirtualBoxメモ
HostOnly? Networkを利用しようとするとVMが起動しなくなる
Windows7でHost Only Networkを利用しようとすると、下記のメッセージとともにVMが起動しなくなることがあります。
Failed to open a session for the virtual machine default. Failed to open/create the internal network 'HostInterfaceNetworking-VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter #6' (VERR_INTNET_FLT_IF_NOT_FOUND). Failed to attach the network LUN (VERR_INTNET_FLT_IF_NOT_FOUND). Result Code: E_FAIL (0x80004005) Component: ConsoleWrap Interface: IConsole {872da645-4a9b-1727-bee2-5585105b9eed}
一旦、VirtualBoxをアンインストールし、次のようにNDISを古いバージョンを利用するようにしてインストールすると解決します。
> .\VirtualBox-5.1.10-112026-Win.exe -msiparams NETWORKTYPE=NDIS5
ネットワークが切れる
ブリッジネットワークを利用しているときに、ネットワークが切れることがあります。NICのドライバをvirtioに変更(ネットワークの設定の高度>アダプタータイプでIntel PRO/1000からvirtioに変更)することで解決できます。
拡張パックがインストールできない
VirtualBoxのバージョンアップ時に拡張パックのインストールに失敗することがあります。コマンドラインのVBoxManagerを利用し、
> VBoxManage.exe extpack clean
で古い拡張パックをクリアしてから新しい拡張パックをインストールすると、インストールできます。
xpmodeを使う
Windows7 Profissionalなどでは、xpmodeを利用することができます。VirtualBoxでWindowsモードを利用するとライセンス認証の画面が表示されますが、下記の通りBIOSの設定を行うことでライセンス認証が表示されなくなります。
- ここからpcbios.zipをダウンロード、解凍して適当なディレクトリにpcbios.binを置きます。
- 下記のコマンドで、VMにbiosの設定を行います
> VBoxManage.exe setextradata [VMの名前] "VBoxInternal/Devices/pcbios/0/Config/BiosRom" "c:\Users\hoge\pcbios.bin"[biosの場所]
上記設定後、xpmodeのイメージを起動すると利用することができます。
ディスクのコピー
VirtualBoxではディスクIDを内部で管理していて、単にディスクのファイル(*.vdi)をコピーしただけでは、利用することができない。次のようにVBoxManage clonevdiを利用する。
> VBoxManage.exe clonevdi コピーされる.vdi コピー先.vdi
エクスプローラなど、単にファイルでコピーしてしまったディスクを利用できるようにするには、次のようにしてディスクID(uuid)を設定し直す必要がある。
> VBoxManage.ext internalcommands sethduuid コピーしたディスク.vdi
ディスクの拡張
ディスクが足りなくなった場合、次のようにしてディスクを拡張することができます。
> VBoxManage modifyhd disk.vdi --resize 20000
この例では、20GB(20000MB)へイメージサイズを変更しています。
このコマンドはディスクの容量を拡張するだけなので、fdiskなどでパーティションを変更するのを忘れないようにしてください 。
NICの追加
VirtualBoxのGUIからはNICは4枚までしか設定できない。5枚目以上を設定したい場合は、下記のようにする。
# nicの5版目を内部ネットワーク(intnet)に設定 > VBoxManager.exe modifyvm <vmname> --nic5 intnet # nic5番目の内部ネットワーク名をinetnet5に設定 > VBoxManager.exe modifyvm <vmname> --inetnet5 inetnet5 # Macアドレスを設定 > VBoxManager.exe modifyvm <vmname> --macaddress5 00:0c:29:21:78:d7